こんにちは、ブレイクコア邪神です。
アーメン速報さんが「これを聴いてないのはモグリ!?聴いておくべきおすすめブレイクコア10曲」と言うエントリーを書いておられましたが、チョイスが最近のブレイクコアに偏っているので、昔の曲、つまりいわゆる2000年代半ばごろの「ブレイクコア黄金期」の曲でまとめてみました。
目新しいのはないので、「あのころ」を忘れられないブレイクコア老害向けです。感性が合う人は好きだと思いますよ(ニッコリ
※画像クリックで視聴ができます
Duran Duran Duran – Hairmetal
ヘアメタルとはロックンロール寄りアプローチを取ることが多かった(※一概にはそれだけで括るのは正確ではないようですが)80年代のメタルの一形態だそうで、DDD本人がI Hate The 80’sという皮肉めいたタイトルの曲を出していることから分かるように、この曲、本人の趣味で80年代ヘアメタルをリスペクトして制作した疑いがありますw
ひたすらカッコよくて、強烈に陶酔感を放つ、ブレイクコア・ロックンロール。
OVe-NaXx – Anarchy Bomb-Odori
イントロの爆裂アーメンに青春感溢れるエモいメロディで若さ爆発してるオヴちゃんの名曲。
とにかく勢いが凄まじくアナーキーのタイトルがピッタリだと思います…!
Bong-Ra – 666MPH
やたらセクシーなお姉さまがたがひたすら大暴れして無駄にセクシーな羽目に会うPVがとことん頭悪くて最高
夏に海行く時に車で大爆音でかけれそうなクラシックDQNブレイクコアです。
Noize Creator – Dying World
ハードでタイトな曲調が全盛期の緊張感を漂わせる、ドイツはドレスデンから20年以上君臨し今も現役のNoize Creatorの作品。
実は日本で未だに常時プレイしている人が居たりする語り継がれる一曲。
Eiterherd – Ugla
ブレイクコア黄金期らしい音のひずみが当時を思い起こさせる、今も変わらぬ名曲。
私感ですがやけに「あのころ」のDJMIXに採用されてる率が高かったように感じています。
つまり、「あのころ」MIXを作る時にこの曲が入ってないとモグリ…!?
D’Kat – Pink Champagne
どんどん音がひずんでいきます。ひずんだブレイクコアが多々リリースされていたブレイクコア黄金期、
最強の音の潰れ具合を発揮していたのが、このD’Katではないか…?と自分は思っています。
もしフロアからこの曲が漏れ聞こえてきたら、ちょっと近寄りたくないかもな不穏さ。
Dev/Null – Rave Series
Dev/Nullは全部カッコいいのでどれにをチョイスするか迷いましたが、彼のRaveシリーズが全部聞けるのは今となってはレアなのでこちらにしました。
デブのヌルヌル節とも言える超爆速ビートと独特のヤバいシンセは、今のブレイクコアに慣れた方にも響くものがあるはず…?
Society Suckers – Kakke Ekko / Zettai Remix
ドイツのやりたい放題サンプリング狂い、Society Suckersおじさん(※The Endは別名義)の愛とアホっぷりが大爆発した、今聞くとロリコアにも通じるものも感じるモー娘。ネタのブレイクコア。
しかもなんか昔どっかのライブ録音で、おじさんみずからすごい下手な日本語でこれ歌ってるのも聞いた覚えが…w
あまりにアホすぎて脳に害が出るレベルなので、健康上や教育上の悪影響を懸念される方は視聴厳禁。
Curtis Chip – Eating Paste
もう今や懐かしいアメリカのZodレーベル、そのZod代表者の一人Curtis Chipが作った個人的にZodを代表する曲だと思っている一曲。
チップチューンに近いチープな音はとっつきやすくも、IDMチックな細かくグリッチーなリズムが緊張感を生み出しています。
Enduser – Beatdown
ブレイクコア黄金期に飽きるほど聞いたし、かかったら飽きるほど毎回みんな盛り上がってたし、飽きるほど色んなアーティストにリミックスされてた、飽きるほど定番曲!
Epsilon – Pills
「あのころ」DJMIXでの高頻出トラックその2。これかNo Tryが大体採用されてました。
派手さはないですが地に足の着いた堅実なグルーヴを紡いでおり、
展開もメリハリがあり、印象的な声ネタ(1-2-3-4)や転換(2:20ごろ)も揃えていたので、使いやすかった…?
Maladroit – Amen Motherfucker
素材をそのまんま活かしすぎたアホマッシュの印象が強いマラドロワ先生ですが、この曲は上述のEpsilonとのスプリット収録のせいか彼の作風と似た堅実な仕上がりのブレイクコア。
でも地団駄を踏むような独特のマラドロワアーメンは健在。途中の「Amen Break」の声は某胎児さんが使っていたことでも有名。
Wisp – Green Hill Path
エモ系ブレイクコアの永遠の金字塔。中盤の印象的なブレイクで人生が狂った人多いのでは。
The Flashbulb – Lawn Wake & Lucid Bass Series
ブレイクコア・ロックンロールその2。こちらも聞いて人生狂った人多いはず。
ここまで読んでくださった奇特な方は、思い入れある方もいらっしゃると思うので
是非自分の好きなLawn Wake/Lucid Bassは何番か書いてみるのも一興かもしれません…?
Final Sketch – Lost in System (Sutegma Remix)
番外編。リリースは2014年と最近ですがこの記事の元ネタになったアーメン速報さんへのリスペクト。
リリース時、ナルスケ的にはこの曲ひずみすぎでNGだったんですが、あくまで「あのころ」のひずみにこだわるSutegma君の強い意向によりそのまま収録。
先述したリアル「あのころ」の曲の数々に負けないひずみっぷりで、このエントリーの番外編にふさわしい曲かと!
あと、もしこれでもまだ足りないとか言ってる狂人がいらっしゃいましたら、以前書いたブレイクコアおすすめ100リリースをどうぞ(ニッコリ)
その1 / その2
以上です。
Peaceoffとかは、全部すごいので勝手に自分で掘ってください。