みなさまこんばんは、ブレイクコア邪神です。
2016年もゆく年くる年、いろいろありました。
と言うことで突然ですが、2016年の国内ブレイクコア振り返りを行ってみたいと思います。
これを読んで、2017年もブレイクコアイヤーかましてくぞ!
■ まず
正直、以下の文章はクソまじめかつながいです。
それでも読もうとするダボクソまじめやろうな人は
邪神の今年のベストリリースであるこれを聞きながらよんでください。
Chip Break In The Clouds by BleepLove
ちなみに、今年は状況の記述に集中するため音源紹介は敢えてひとつだけとといたしました汗 いろいろ音源を知りたい人は、ばいを般若尊師の「ばいをアワード2016」を読んでおきましょう!(丸投げ
あと、個人の極私的かつ偏った視点なので、ぬけてるエピソードあったらおしえてください。
邪神からのおねがいは以上です。
■ Shitmat伝説、はびこるクソ、そしてバングフェイスへ
今年はあのレジェンド Shitmat が10年以上ぶりに再来日を果たし、数々の伝説を残したことが一番大きなトピックだと思います。
そして、そのShitmatを招聘したクソイコアが生まれたのも今年。
そこからの流れで色んな意味でクソがはびこった(笑)年と言えるとも思います。(DJ酒井法子 や 大江戸コントローラー事件、ハメ太郎シャブ太郎THGS応募など)
ただ、クソはやっぱりクソだしまあこんなもんでしょー、みたいなシャレで終わるのかと思いきや、
Shitmatの紹介でバングフェイスと言うイギリスの世界一のレイヴと日本が繋がってしまう、シャレにならない大きな話が飛び出しました。この前代未聞の状況、一体どうなるのか…数年前からは考えられない次元にブレイクコアは突入しつつあります。
自分には一個人として注視することしか出来ないですが…、ビッグなチャンスなので願わくば成功してほしいし、それだけにビッグなトラブルがなく平穏無事で終わることを祈るばかりです。
■ 若手の台頭
今のブレイクコアは10〜20代の若手がとても元気なジャンルだと感じています。
それを語る上で外せないのが去年開催されたブレイクコア2DAYSパーティ「#ヤバイコアリリパ」の振興企画として行われた「#天一アーメン」。
ヤバイアーメンマンたちがヤバイコアリリパ出演権を巡り戦い合い、Kei Torikiの優勝に終わりました。
Kei Torikiはこれを契機に、アザマンからEPのリリースや実力ある音楽家として多数の仕事を残し、大きく羽ばたいています。
また、この企画で闘いあった者たちの一部が「味噌煮込みレコーズ」を設立し若手の筆頭として活躍。
M3等のリリースでクオリティの高さを見せつけつつもクソ精神も持ち合わせ、期待のフレッシャーズとして今年は名前を見る機会が非常にありました。
こうした天一チルドレンのこれから、そして「#天一アーメン2」で生まれるであろう天一チルドレン第二世代が2017年の主役として盛り上げてくれる事を期待します。
そして天一とは直接関係なくとも、味噌煮込みやEdSillfor、アザマンなどで発掘された若手が非ブレイクコア界隈のパーティやコンピに招聘されたりする機会も多々見かけ、若手の動向は、2017年も非常に気になるところです。
■ アノニマスの成熟
いまやすっかりおなじみになった、素性や本名義を明かさず、一切が正体不明のブレイクコア作者の一派「アーメンアノニマス」。
こちらも去年の天一アーメン前後に生まれた概念ですが、そんなアノニマスも今年は成熟と躍進を果たしました。
そしてアノニマス関連でまず最初に挙がる話題といえば、安定したペースでハイクオリティな楽曲を作り続ける「Hawawa」がアノニマスゆえリアルライブをしない沈黙を破り初ライブ、しかもその舞台がバングフェイスと言う大快挙でしょう。
そして同じく敏腕アノニマスの「Laxenanchaos」もバングフェイス出演を決め、アノニマスの波は国境を超え世界に拡散しつつあります。
国内ではATOLS〜ニコニコボカロ界隈で有名な「廻転楕円体」が2016年7月にアザマンショーで10分ながらもライブ登場、4ヶ月後の11月に「#電ドラEX」にて本格初ライブを果たし音も映像も異常な高クオリティを提示し、ペストマスクを被ったミステリアスな姿で話題になりました。
新規アノニマスについては今年前半は流石に天一前後よりは登場が減り、ムーブメントは終わった…?と思いきやその火が絶えることはなく、「栄免建設株式会社」と言うジューク界隈出身と見られる久々の実力派アノニマスの登場や、とっととシャブ太郎&ハメ太郎にちんち○からアーメン出るマンにロリエルフ…などクソ系アノニマスも充実、大江戸コントローラ収録未遂はじめ我らがDJ酒井法子も数々やらかしアノニマス界隈は2016年も賑やかでした。
こちらも天一アーメン2でまた新アノニマスが増えそう?な動きがありますし、一発ネタで終わらず2017年も元気に正体不明な連中がやらかすのを楽しみにしています。
■ ちょっとさみしいお話も
2016年は良いニュースだけでなくさみしいニュースもありました。
クソイコア創始者のCDRさんが体調を崩され長期入院となったり、
り、当方の話題で恐縮ですが、東京の数少ないブレイクコアパーティだったアザマンショーも休止となったり…
いろいろと個人の事情があるとは言え、始まりがあれば終わりもあり。CDRさんや般若様はきっとまた復活あるでしょうし、自分も再開できるようがんばります💦
■ アザマン事情
手前味噌なお話で恐縮ですが、当方の運営するレーベル、アザマンレコーズについても少々…
2016年は色々ありまして自分の生活事情が少々不安定になってしまい、ご連絡が滞ったり活動頻度が低下したりして色々な方にご迷惑をおかけし…大変申し訳ありませんでした。
現在は状況は安定し、皆さまがご覧になられているとおりまた活動を再開し始めましたので、このような者ですが2017年もご応援いただけましたら幸いです。
そんな中でありましたが、、ありがたいことにDJ活動はWhatever Wavesやデイオブハードコア、ていおん!!をはじめ例年より色々なパーティにオファーいただき、昔に比べいろんな場所やジャンルの現場でブレイクコアを耳にできる機会は結構あった年ではないかと思っています。
ですが、まだまだ足りなさは感じていますので…2017年はブレイクコアDJの輩出活動も出来たらなと思っています。
また、自分自身のDJについても、2016年12月に福岡のパーティていおん!!で健康胎児さんの音も展開も盛り上がりもキレッキレなライブ(しかも半年ぶり準備無しでその場でやることになった)を見て、自分のDJは顔洗って出直さないといけない(+みんな下手な外タレ呼ぶくらいだったら胎児さん呼ぶべき)と強く感じるほど大きな衝撃を受けました。頑張ります。
そして、リリース以外の活動は表立ってはアザマンショーを6月と7月にやったり「#ブレイクコアWEB飲み会」を行いつつも、裏では飲み会食事会で人と人とを繋げるよう動いておりました。単に、自分の性分として色々垣根なく繋がったほうが面白いし変な壁とか嫌いなので…というだけのものなので、こちらについて鬱陶しさがあったりしましたら忌憚なくお伝えいただけましたら嬉しいです。
■ さいごに
再三となりますが、2017年はまずバングフェイスがありますし国内外でブレイクコアはより大きくなるのではと思っています。
それ以降は正直どうなるのかまったく想像がつきませんが、シーンが更に活性化しより良い動きになることを望むばかりです。
自分については、活動を続けつつも2016年は新しいことをあまりできなかったので、2017年は新しいことをしようと思っています。たとえば、アザマン事情でも記述ありましたブレイクコアDJ輩出活動、新ジャンル登場を願い新カットナンバー創設、地方の遠征をしたい、音楽以外のリリース形態などを考えています。
また、アザマン活動にご協力いただける方を探しています。簡単なお手伝いから、深くかかわる方もお探ししております。
どんなことをしているかの一端として、リリースをプロデュースする一連の流れの体験とかどうかなぁ、とか考えてたりしますが1人だとなかなかいい案も浮かばず… なのでまずお話だけでも聞いてもらえれば、って感じです汗
もしご興味があれば是非ご連絡くださいませm(__)m
と、言うわけで色んな事があった2016年もおしまい、2017年もいい年になりますよう、これからもどうぞアザマン、そしてブレイクコア邪神をよろしくお願いいたします…!