天才肌の巣窟!変拍子ブレイクコアの魅力


みなさんこんにちは、ブレイクコア邪神です。

只今開催中、一般から選抜されたヤバイやつらが、ヤバイブレイクコアでバトルを繰り広げる #天一アーメン2。楽しんでいただけておりますでしょうか…?

#天一アーメン2 準決勝二回戦「7拍子」ー LIKEの一番多いやつが勝ち!

そんな #天一アーメン2 のお題で「7拍子」と言うのが出たのですが、今回はそちらにちなんで変拍子ブレイクコア特集をやってみようかと思いまして、この記事を書きました。

記事の構成は、前半が代表格3人と海外勢の紹介、後半が日本勢の楽曲の紹介となっております。
毎度ながら、この記事がまだ見ぬアーティストや楽曲との出会いになりましたら、嬉しいですので、是非いろいろdigってみてください…!

YouTubeは画像クリックで再生できます


変拍子の有名所その1

まず、変拍子ブレイクコアの主なイメージとして、天才肌がやる分野、7拍子、といったものがあるのですが、そのイメージはやはりブレイクコア界の大御所、Venetian Snares による所が大きいと思います。

ベネスネの曲は大抵が7拍子ではないかと思えるくらい挙げるとキリがないので、まずは代表曲
Venetian Snares – Hajnal
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一見ガバキックが効いてる曲でも7拍子だし…
Venetian Snares – Choprite
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ジャングルやってるな〜と思ったらやっぱり7拍子
Venetian Snares – Ultraviolent Junglist
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このようにブレイクコアを代表する巨人が多岐にわたるスタイルの7拍子ブレイクコアを作り続けていることの影響は大きく、これからも7拍子は変拍子ブレイクコアのスタンダードであり続けるでしょう。


変拍子の有名所その2

デスメタルやバロック、トリップホップ、ブレイクコアなどの要素を持つ強烈な楽曲の数々で、変態音楽家のイメージが強いフランスのIgorrr。

バロック要素あるので基調は3拍子なことが多いですが、それにしたってBPMや展開がしょっちゅう変わるわブラストビート入ったりするわでもうどう数えてよいのやら…
高度に狂い果てているIgorrrの世界は、色んな意味でやっぱり最強です。

Igorrr – Tendon
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変拍子の有名所その3

ルビマことRuby My DearはIgorrrと並びフランスのブレイクコア2大巨頭。Igorrrが分かりやすい変態なら、Ruby My Dearはインテリな変態。彼らが居る限り、フランスは変態音楽大国の名をほしいままにし続ける…?

Ruby My Dear – Uken
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なお、ルビマとIgorrr、合作もしていたりします。

Igorrr & Ruby My Dear – Barbecue
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海外の変拍子使いたち

そんなわけで変拍子ブレイクコア、まずは今も活動が盛んな有名所3人を挙げてみました。
ここからは海外勢のいろいろな変拍子楽曲紹介をしてまいります…!

と言うことでまずはあのバングフェイスで復活ライブ決まったAcrnym。
彼も変拍子ブレイクコアの定番です。
この曲は7拍子から生み出されるつんのめり感が最高です。

Acrnym – Music Fang


Nero’s Day at Disneyland のこの曲は
4拍子に得意の3拍子を混ぜ込んで、ある意味変拍子を実現。

Nero’s Day at Disneyland – Child Protective Services Theme
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そして、普段は通常の4拍子のGizmodeのこの曲に至っては、
何拍子か不明なくらい拍子が変わりまくりながらも破綻しておらずダンスミュージックしてるという驚愕の一曲。
ここまで計算して組み上げられていると、もはや聞く複雑な数式みたいな気がしてきます。

Gizmode – Reality Hits Hard Bro (痛そうないわゆるFAIL映像ばかりなので閲覧ご注意)
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カナダのSynthameskはベネスネを彷彿とさせながらまた違う7拍子。

Synthamesk – Symptom
MOZYK001 – Between The Ears by Various Artists


ドイツのF000Lは今後が期待の若手変拍子使い。たしかハタチ前後くらいだったはず

F000L – Meakulpa
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オランダのBenefit of the Boomerang も変拍子してます。
アザマンものです(ちゃっかり宣伝

Benefit of the Boomerang – Yandere
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そして日本勢

海外勢に負けていないどころか凌駕している人も多数!
むしろ海外勢と日本勢と分けるなんてナンセンスなくらいレベル高いです。
そんな中で、日本の変拍子ブレイクコアと言えば、まずはやっぱり廻転楕円体さん。
いい意味で変態の巣窟なニコニコの感性の反乱βやATOLS界隈で名を馳せ、他の追随を許さない孤高のボカロブレイクコアを開拓しました。

廻転楕円体 – 双頭の零

【ニコニコ動画】【ONE】双頭の零【オリジナル】


同じくATOLS界隈、そして大阪からシーンのご意見番、鬼畜生。
一曲一年かけるのは当然と豪語する驚異の作り込みスタンスは、楕円体さんにも大きな影響を与えています。

ONI-CHIKUSHOW – Brutal Demonic Force


日本の天才肌と言えば九州の健康胎児さんも外せません。
海外にも十二分に通用する細かい作り込みと音質は、ブレイクコアうんぬんを超えて音楽として完成度が高いです。
今は諸事情で活動を停止されているため、復活が待たれます。

KenKoTaiji – Change


そして実力派アノニマスとしておなじみ、ラクセナンも忘れてはなりません。
曲に込められた情念が高すぎて、拍子とかそういった概念を凌駕している感じがします。


大阪の若手の才能と言えばkyou1110君ですが、彼のこの曲とか刻みがテクすぎて何拍子なのかワカラン系
実は変拍子ではなく、それっぽく聞こえる4拍子のような気もしなくも…とにかくテクさ極まって意味不明(褒め


更に若手になると新潟のHagerrr君の名作変拍子ブレイクコアのこちらもオススメ。
この完成度でまだ十代だったはず・・・


そして極めつけは、ニコニコ界隈で発見の変態拍子の最高峰みたいな楽曲。
常時拍子が変わる上、160/169とか意味不明な拍子まで登場してとんでもなくカオス。
タグの「音楽は数学」を地で行っている一曲。

【東方アレンジ】超高速変拍子のエイリアン【ブレイクコアっぽいの】

【ニコニコ動画】【東方アレンジ】超高速変拍子のエイリアン【ブレイクコアっぽいの】


【番外】

そういえば、いわゆるフラッシュコア系はランダム感あるビートがもはや何拍子なのか不明感はんぱないですが、ちゃんと数えたら意外に4/4だったりするんですかね…?

ExtremeOBSN – Blind corner
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Atomhead – sfv 2.0
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Undacova – Intrusion
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Xanopticon – These Days
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